好きこそものの上手なれ

渋谷 雄大が普段考えていることをつらつらと。

育児休暇中に思うことを。自分の人生の優先順位。家族と働くを見つめ直す。

7月に第4子が生まれまして、

まぁ、大家族になってきましたw

 

実は、4人産むというのは、奥さんとも結婚当時から話していたので、

目標に到達したなという感覚なのですが、やっぱり言うは易く行うは難し。

 

この苦労も楽しみに、大家族をしっかりと味わおうと思います。

 

 

約1ヶ月半育休取ってます。

今回は、出産後8月いっぱいまで育児休暇を取得して、

我が家の怪獣たちと日々戦っています。

 

 

育児休暇を取ってみて、たくさん感じたことがあったのですが、

特に2つ大切だな、と思うことがあって。

 

一つは、子供たち・妻との時間。

もう一つは、やっぱり仕事への向き合い方の再定義。

 

 

 

 

子供たち・妻との時間

今までは、朝と早くて夕飯、遅いと夜は先に子供たちと寝ているので、どうしても会話量が減ります。それにわたしは、出張も多い。

 

そうすると、どうしても子供たちの成長を、細かく見られなかったりするんですよね。

「今日は出張じゃ無いの?帰ってくるの?」とか、子供に聞かれてしまったりするんです。

 

 

それが、育児休暇を取ることによって、家にずーっとパパがいるんです。

そうすると、パパの株価が急上昇するんですよね。まぁ遊び相手としてですが。

 

普段無意識にブレーキをかけていた部分も合ったと思うんです。

パパは仕事忙しいから、邪魔しちゃダメとか。そういう。

 

それが無くなるので、

もう四六時中遊べ遊べって言ってきますし、甘えてきてくれます。

 

これがかなり嬉しい。

そして、子供たちと接する時間が長くなることで、より細かな機微にも触れることができるようになってきます。

 

 

 

この経験って本当に大切。

 

仕事に行くことが当たり前って思ってしまうところもあるのですが、

そもそも仕事ってなんでいくんだ?っていうところから見つめ直すことができます。

 

こんなに子供たちとの時間が大切なのに、

それを差し置いてやらなければいけないほど仕事って大切で崇高なものなのか?ってw

 

古い考えだって言われたらそれまでなのですが、

やはり、旦那が外に働きに行くっていうのが、心の中にはあって、仕事に行くのが当たり前になっているんですよね。

人生の大半の時間を子供と向き合わずに仕事に向けている。

 

だけど、それだけの時間を投資するほどに仕事って自分の中で優先順位が高いものなのか?ってやっぱり思うんです。

 

 

今、「働き方改革」などが叫ばれていますが、

ルールから入ると、本質が伝わらない。

取り組む順番が逆になってしまうと、どうしても浸透してこないんですよね。

 

まずは、仕事や業務の価値を定義すべき。

なぜ業務効率化すべきなのか、なぜ残業をしないようにすべきなのか、その時間を何に使いたいのか。

 

自然と、育児休暇中には、そういったことを考えることが多くなりました。

 

 

仕事との向き合い方

そして、もう一つが仕事との向き合い方。

 

ずっと、仕事から離れる。

そうすると、私の場合は仕事がしたくてウズウズしてきてしまうんです。

 

 

 

やはり、仕事をしていることがルーティンになっていると、

その目的が見えなくなってしまいがち。

 

なんで仕事をしているのか、何のためにしているのか、何をしたいのか。

ココを考え直すキッカケになります。

 

仕事を一度離れるということが、

仕事を向き合う軸を作るために大切な時間だったりします。

 

そこが見えてくると、余計に仕事がしたくてうずうずしてきますw

 

 

あと2週間ほどでまた完全復帰しますが、

自分の中の優先順位を常に意識しながら、家族との時間を大切にして、その中でも大切にしたい仕事に向き合っていく。

 

そういったバランスを取れるような人生を送っていきたいと、

改めて感じている、そんな育休です。

 

 

もちろん、育休を取ることに対して抵抗があったり、

育休中に自分のポジションが脅かされるリスクなどを心配という方もいるかもしれませんが、1週間でも2週間でも良いので、

個人的には、育休取得は皆さん取得してもらいたいなと思います。

 

 

自分や家族との、今後の人生の軸を見つける時間にもなります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

つめこんで、ゆさぶって、空っぽにする

考えることについて、すごくしっくり来た言葉。

 

前回に引き続き、こちらより。

はじめて考えるときのように―「わかる」ための哲学的道案内 (PHP文庫)
 

 

 

それが、

つめこんで、ゆさぶって、空っぽにする

 

観察する。推論する。そうして手にしたものを書き出してみる。それをいくつかの仕方で整理する。組み替えてみる。聞いてもらう。そして、言いたいことを無責任に言い合ってみる。  そんなふうにして、問いを巡って、いろんなものをつめこんで、ゆさぶりをかける。  でも、いちばんむずかしいのは、つめこんだものをいったん空っぽにすることだ。つめこんで、空っぽにしないと、新しいものは入ってこない。こぶしを、開かないと。

空っぽにすると、忘れちゃうんじゃないかって?  もしそうなら、それはまだ問題が自分のものになってないってことだ。そのためにも、つめこんで、ゆさぶる。  だけど、つめこんだままだと、けっきょくつめこんだものしか出てこない。ゆさぶったままだと、混乱したままとり残されてしまう。だから、いったん捨てる。思いきって、ぽかん、とする。 罠 をしかけるようなものと言ってもいいかもしれない。罠をしかけて、そばでずっと見張っていたら、 獲物 だって近寄ってこない。

 

 
この感覚って凄い分かる。
つめこんだままだと、けっきょくつめこんだものしか出てこない。
ゆさぶったままだと、混乱したまま取り残されてしまう。
 
だから、いったん捨てる。思い切って、ぽかん、とする。
 
 
そうすると、そこに整理された考え方がポッと生まれたりする。
 
 
この感覚を大切にしたい。
 
まずは詰め込む。そこからゆさぶる。そこから手放す。
 

 

 

 

 

学べば学ぶほど、問題は増える

今日の刺激。

 

 

はじめて考えるときのように「わかる」ための哲学的道案内

野矢 茂樹 氏

 

 

何が学ぶということは、もちろん、問題に答える知識や技術を身につけるという意味もあるけれど、それは実は学ぶことの本質ではない。

 

 

無知や無秩序から問題が生じるんじゃないということ。むしろまったく無知だったり無秩序だったりしたら問題は生れようもない。

いろんな知識をもち、いろんな理論を引き受けるからこそ、問題は生じる。

だから、別に奇をてらった言い方でなく、学べば学ぶほど、よりたくさんのことがより鋭くより深く問えるようになる。そういうこと。

左利きでも大丈夫!Kindleの最上位モデル 【Kindle Oasis】を買ってしまいました!

Amazon Prime Dayに合わせて、

kindleの最上位モデル Kindle Oasisを買ってしまいました!

(セール対象商品ではありませんでしたが・・・(>_<)) 

 

最近、5年以上の相棒Kindle Whitepaperを失くしてしまいまして、

このPrime Dayに合わせて新モデルの購入を検討していました。

 

元は、物理ボタンの付いたKindle Voyageの方を買おうと思っていたのですが、

色々調べていく中で、どうせ買うならと言うことで、最上位のOasisに!

 

Kindle Oasis、電子書籍リーダー、Wi-Fi、32GB

Kindle Oasis、電子書籍リーダー、Wi-Fi、32GB

 

 

 

 

購入をしたのは、Wi-Fiモデルの32GB!

 

Oasis決めたポイントは3点。

「物理ボタン」「防水」、そして「容量」

私は基本的に湯船に入りながら読書をすることが多いので、「防水」と言うところが大きなポイントです。

そして、手がぬれていると、タッチではページめくりができず、いつもタオルを横に置きながら読んでいたのですが、物理ボタンでこちらも解消されます!

そして、最近は容量オーバーにかなり悩まされていたので、容量32GB!(paperwhiteは4GB)ここも大きなポイントでした。

 

ちなみに、Oasisは左右非対象の形なので、

左利きの私でも使えるのかな?と少し心配だったのですが、

センサーが自動感知して、上下を判断してくれるので、どちらの手で持っても問題ないそうです!(*^-^*)

 

ということで、oasisの価格以上のメリットを出せるかはまだ不安でもありますが、これからの読書体験が楽しみです。

 

開封までの写真たち。 

f:id:toptrainer27:20180718005414j:image

f:id:toptrainer27:20180718005418j:image
f:id:toptrainer27:20180718005423j:image
f:id:toptrainer27:20180718005607j:image


f:id:toptrainer27:20180718005611j:image
f:id:toptrainer27:20180718005615j:image

f:id:toptrainer27:20180718005603j:image

 

 

 

このあと、ケースも買いました。

 

 

 

鍼灸とITと。クロスキャリアの活かし方

鍼灸学生時代の友人から急に連絡があり、

長野に帰って、鍼灸院を開業したとのこと。

 

もう、自分ごとのように嬉しい。

 

 

自分が、キャリアチェンジして、治療家としては離れてしまったので、尚更嬉しい。

 

今の自分の経験を、業界に還元していきたいとは、ずっと考えていて、

今ならその役割を担える知見も増えてきたので、活動を増やしていきたい。

 

そして、治療が好きなみんなには、治療に専念して極めていってほしい。

 

治療家には、経営やITが苦手、というかそこに時間を取られてしまってはもったいないという人も多い。

 

そういう人たちをサポートしていきたい。

はたらくを再構築

このタイミングで、

"はたらく"を再構築しようと考えてます。

 

方向性としては、

企業への依存度を減らし、よりプロフェッショナル度を上げます。

 

正直、正解というものはないと思いますが、

短期ではなく、より長期で考えるときに、どういうブランディングをしていくのがベストか。

改めて自分の道を作り上げていきたい。

 

 

 

また、9月頃にはご報告できるかなと思います。

そこまで、関わる仕事は変わらないと思いますが、関わり方を少しずつ変えていきます。

 

自分が理想と思う「はたらき方」に一歩ずつ近づけていきます。

ここまで素直に人を恨めて、それを糧にして、打ち込める。正直カッコいい。 〜天才はあきらめた 山里 亮太〜

f:id:toptrainer27:20180711224833j:image

 

自叙伝は好きだ。

 

いつも何気なく見ていた「その人」のバックグラウンドや考え方、その歴史を追体験することができる。本当に楽しい。

(全てを本心や事実で書いていないかもしれないが。)

 

 

今回は、南海キャンディーズの山里さん。

最近は、バラエティーだけではなく、ビジネス関係にも露出を増やしていますね。

天才はあきらめた (朝日文庫)

天才はあきらめた (朝日文庫)

 

 

山ちゃんファンの人も、そうでない人も、

毒を吐き、落ち込み、人のせいにする山ちゃんを見ながら、

何だかんだ山ちゃんファンになってしまう一冊です。

 

 

毎度蔑まれても、毒を吐きつつ、しっかり行動に繋げる山ちゃんの凄さ。

そして、思わず素で引きまくってしまうほどの過去の相方たちへの態度の酷さ。

が際立ちますw

 

 

山ちゃんのいう「天才」とは

自分は何者かになる。そんな、ぼんやりだけど甘い夢のような特別な何かを容易に見つけられて、何者かにたどり着くため必要な労力を呼吸するようにできる人。

 

そんな僕は、「自分は天才じゃない」という自覚を強制的に消して、すごいところを目指さなくちゃいけなかった。「あいつには才能がない」と誰にもバレないように、天才が自然にしていることをやり遂げる必要があった。

 

この一文を、改めて読み返すと、

自分は天才ではない、という表現をしつつも、

「すごいところを目指さなくちゃいけなかった」という一文。

ここがすでに、他の人と違うと感じる。

 

なぜかというと、本書の中で、

「芸人を辞めたい」という本音の言葉が、一度も出てこない。(いや、一度だけエピソードとしては出てくるが。)

何だかんだ、進む方向はズッと一途。

金銭的な報酬をなかなか得ることが難しいお笑いという世界において、このポイントは非常に大きい。

天才と呼ばれるような人間になるための一要素だと思う。

 

 

そして、間違いなく、

山ちゃんの「準備」のラインが、めちゃくちゃ高い。

それこそ「地獄の努力」という表現の通りに、積み重ねて積み重ねて、多くの方に認められ「天才」と呼ばれる山ちゃんの言霊が生まれているんだというのを、改めて感じることができる。

 

 

山ちゃんが、他人を恨む、人のせいにする、といったことが本書では散在する。

それは、一般的には「クズ」なのかもしれないが(自分にはこんな表現はできないと思ってしまう)

そこから生み出される怨念と、熱量は、並外れている。

しっかりと喧嘩をして、しっかりとパワーを前面に出して、前に進む。

 

 

 

これからの、山ちゃんの更なる活躍が非常に楽しみ。

山ちゃんを見る眼が変わりますし、
本書を経て、さらに多くのことを、山ちゃんから吸収していきたい。

 

 

 

そして、オードリー若林さんの

最後の解説が、また文章が上手すぎてズルい。ここも必見です。